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お正月にはスミカの玄米餅、いかがでしょう

1/5/2016

 
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臼と杵を使って、全て手仕事で仕上げた玄米餅です!

明けましておめでとうございます!

昨年の秋口からウェブサイトを再開し、かなりのスローペースではありますが更新を続けてこれました!たった一人でやってるのでこれからもテンポはこんな感じですし、話はまどろっこしく、しかも笑いのツボも押さえられていないという状態ではありますが、精進します!今年もよろしくお願い致します。
​
さてさて、正月といえばモチです。
羽子板やったりetcその他正月っぽいことは色々ありますが、一般的に根付いている正月文化はやはりモチではないでしょうか?!

スミカリビングとFANに共通する一つのキーワードに、「日本の古き良きエッセンスを凝縮して届けたい」というのがあります(というか、僕がそう思ってるだけ?)。
モチというのは非常に分かりやすい例です。。。。
​
写真の玄米餅、毎年お正月にはカフェでも出してます。今年もやります!

僕はモチがあまり好きではないので普通のお餅は食べません。。。(「正月といえばモチ」とか言っておきながら)そんな僕でもこの玄米餅は毎年この時期を待って食べています!
モチを食べない人間ですら、これは食べたいと思うモチ、、、とはいかなるものなのか?
​今回は玄米餅をちょっと紹介させていただきたいと思います。

田んぼと、モチ。

この玄米餅、普段カフェで提供しているお米と同じ田んぼの出身です。
せっかくなので田んぼの様子もご紹介します。
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西日を浴びて稲穂が光ります
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sumika livingで使うお米は全て、写真の廣田さんが農薬を一切使わず、丁寧に育ててくださっているお米です。僕もちょくちょくお邪魔して、色んなお話を田んぼで伺わせてもらっています(サラリーマン辞めて良かったと思う瞬間)。
​今回は玄米の話ですが、カフェの月・金曜日限定のランチでは白米でも提供していますので、このご飯の甘さが玄米以上に引き立ちます!
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「今は、土の中のミネラル成分に関して研究するのが何よりも楽しい」とのこと。農薬を使わなければ良し、ではなく、美味しいお米とは何か?を常に追求されている姿が印象的です。
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ジャパニーズ稲メイキング
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田んぼの中のクモさん「もう他の田んぼには戻れません」
余談ですが、この廣田さんちの新米、あまりに美味しいので近いうちに試験的に販売してみたいと思ってます(カフェ併設の雑貨店「ナヘレ」でお買い求めいただけるようにします)。
​それでは本題に戻り、玄米餅を作るところを覗いてみましょう。
じっくりと薪で炊いた玄米を、パッと臼の中へ移したら作業開始。
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僕としてはこの時点で既に食べ頃な気がする
使い込まれた臼が反射する光が、なんとも言えず美しい。でもこれが「餅つき」という用に使われた時が一番キレイなんだな。。。
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グッグッと力をかけ、人の力でコメがモチへと変わっていきます
餅つきはぺったんぺったんと始める前に十分にこねてやる必要があります。白米は十分に水を吸わせてあれば、コネだけで結構いけますが、玄米は勝手が違うようです。一日に何十臼もこなす場合は、コネでしっかり対応しようとすると「人間が先に負ける」そう。手仕事で仕上げるが故の言葉の重みがあります。
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​だからコネがある程度出来たら、上の写真のように様子をチェックして、、、頃合いを見たら、テンポよく餅つきの開始になります。玄米餅は、つきが肝心。
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切り絵風にモノクロ
腕のモーションに注目したかったのでモノクロでいきます!
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このモーションです
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ずーんという効果音をイメージしてください
冬の雪かき、春の田植え、夏の草むしりや秋の刈り入れ、そういったコメ作りのプロセスすべてを担ってきた廣田さんの手で餅がつかれます。

​じっくり、じりじりと時間をかけ、春夏秋の季節を通して稲穂が大きく実るのを、僕も廣田さんの田んぼで見てきました。そのコメの命の成長に応えるように、最後にヒトが付け加える一手間。
そのダイナミックな動きに圧倒されながら、僕にはただ餅を作っている、だけではない意味が、餅つきには込められているように感じられました。
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​玄米餅の美味さは適度に潰れた米粒にあるので、丁度良いところを手でチェックして完成です。
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熱い餅をパッと移して、
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手作業で「のし」を行い、天日で乾かしたら完成です。

​いやぁ手間ひまがかかってやっと出来ているんですね。。。美味さの理由ですね。

そうやって出来たお餅、
​カフェでは揚げモチの雑煮(¥800)として
​提供中です!

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器ごと直火にかけてのご提供
トリの出汁と、レンコンと人参と大根の旨味が、、、胡麻油に包まれてる、、、それをたっぷり吸った玄米モチが、、、、うわー、とりあえず食べてからまとめます
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いやもう見て分かるもん、絶対うまいから
箸でもつと、ほろっとくずれそうになるお餅。のびーる普通のモチと違い、適度な伸びと歯ごたえのバランス、コレが旨さのポイントです。
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今年もよろしくお願いします、グァァッ
毎度、食ってばっかですいません。
​熱い〜美味い〜しかも2枚も入ってる。モチ嫌いでも2枚じゃ足りないぞ。
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春の田んぼが見えた、、、夏、あっ秋!
トリと野菜の出汁をモチがしっかり受け止めていました。雑煮を考えた最初の人間に食べさせて「あぁ21世紀2016年も日本は大丈夫そうだな」と安心させてあげたくなる優しいけど濃縮した味です。

枚数に限りはございますが、是非皆さんもご賞味ください。。。。
​
​今年もスミカリビングとFAN handworkをよろしくお願い致します!
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じゅるじゅるり。汁もうまいでよ。

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