sumika design room
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須川の家

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玄関を開けてすぐ、新旧の材の対比が。
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玄関の壁、天井には杉を使用し、和のテイストに。
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一方、床はスペイン製のタイル。スタイリッシュな印象を与えるダウンライトを媒介に、和と洋との調和を狙いました。
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二つ目の引き戸を開けると、まず土間が広がります。
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天井のラワン材は市松模様に貼り、軽さを演出。
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一段低くしたため見えてしまった柱の断面には埋め木を。手間はかかるがこうすれば古材も使い続けることができます。
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かつて玄関扉の上についていた小窓。
土間と廊下の間に再配置しました。
経年で染みついた雨の跡が、
​良い具合にデザインアクセントになっています。
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土間の引き戸をしまえば、リビングキッチンまでを一つの空間として使うことが出来ます。
特注の大きなアイランドキッチンとしたので、広いLDKを作りました。
計画段階から「既存の建具を再利用する」というミッションであったので、
時代をそろえる意味でLDKはミッドセンチュリーな色使いやデザインを心がけました。
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既存の格子引き戸。白い壁に挟まれただけで
古い建具も可愛らしくなりました。
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オリジナルキッチンは親父の設計。
黒い部分は以前使われていた雨戸を再利用。
数十年の年月で良い具合に黒くなっています。
こういう遊び心と家族の歴史を残せるのも、
大工仕事で作る醍醐味かもしれません。

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我が家の工房の屋根裏を探すと、
​埃だらけになりますが良い材が眠ってることがあります。
こちらは柾目の、建具材用にとっておいたもの。
引き出しを横断するように木目を通したデザイン。
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酒飲みが考えているのでどうしても夜に引き立つデザインになってしまいます。

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キッチンの天井はドイツ漆喰。コテのあとが美しく、いつまでも眺めていたくなります。
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リビングは壁も天井も漆喰の押さえ仕上げ。
光の反射、美しい影の濃淡が味わえます。
スミカは、左官仕事はいつも決まった人に頼んでいます。
顔料の調合とか、端部の仕上がり具合とかに自分も親父も細かいので、
それにつきあってくれる人、なおかつ想像以上の仕事を教えてくれる人。
そんな職人さんがいてくれることの幸運を感じています。
そういった人の手仕事は、
いつも空間の品格を一気に上げてくれます。
一見変哲のない押さえ仕上げですが、それこそが
最も難しく奥ゆかしい美なのではないでしょうか。
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断熱気密に配慮した結果、雪国でもストーブひとつでLDK+土間がかなり暖かくなるのが分かって個人的にうれしいです。
部屋の隅っこにはソファとランプ。本があればいつまでも読めそうな気がします。
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寝室は土間と同じ板張りのデザインを、よりライトなトーンで仕上げました。
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扉も壁と同じ杉板張り仕上げとすることで統一感を演出しました。
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ベッド背面の壁はクライアントの提案で、
​天井から60cmほどをウィリアム・モリスの壁紙で仕上げています。
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洗面所。実験用の大きなシンク+ゴールドの水栓で可愛らしく。
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地元の栗材をシンク前板に使いました。照りが強く美しい木目。

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