去年の暮れに入ってきた鶏たちの中に一羽、雄鶏が混じっていた。
毎朝、下手糞な鳴き声に起こされる日々が続く。 雌鶏だけで形成されてる我が家のトリコミュニティ、面白いことに一匹雄鶏がいることで、 全く卵を産まないおばあちゃん鶏たちが無理して卵を産む。 彼女たちはもう、いわゆる丸くてつるんとした卵は産めなくて、 代わりにボコボコした皮の薄い卵をうむ。 こっちが「もうやめとけば」と言いたくなるような。 老衰するまでずっと面倒を見るから、そういう面白い発見がたまにある。 そういう発見があるから、あぁ自分は毎日命を食ってるのだなと、言葉にすることはないが再認識している。 |
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March 2019
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